
今回は、ヘルメット治療を始めて2か月半が経過したところで、3回目のフォローアップへ行った時のことを書きます。
ヘルメット治療の効果を目の当たりにすると同時に、担当から思いもよらぬ提案を受けることとなります。
目次
ヘルメット治療開始後3回目のフォローアップ
地方のフォローアップ施設では、スマートソックという機器により赤ちゃんの頭の形を計測します。
スタースキャナーがある東京・大阪では、毎回のフォローアップで赤ちゃんの頭の形の変化を計測できるようですが、りっすんの通っているフォローアップ施設では、初回(大学病院)、中間(フォローアップ施設)、卒業時(フォローアップ施設)での3回計測してもらえます。
そのため、体験談を読んでいると、東京・大阪の方は毎回の計測が楽しみだっという方が多く、地方で治療した方は、できれば毎回計測してほしかったという意見もみられました。
しかし、スタースキャナーはレーザーによる計測を行うため、人体に無害なクラス1のレーザーを採用しているとはいえ、できればレーザーなどに当てたくない私にとっては、スマートソックの方が確実に人体に影響はないので(ただスマホで撮るだけ)、良かったと思っています^ ^
中間計測は、本来であれば8月の予定でしたが、もしかしたら8月は違う地域でフォローアップしてもらうかもしれない可能性があったため、前倒しで7月にしていただくことになりました。
その頃、りっすんは離乳食とお風呂以外の約22時間着用でした。
私は焦っていました。
ちゃんと推奨の23時間着用ができていなかったからです。
その頃、りっすんは離乳食をスプーンで食べたいという意志が強かったです。
しかしながら、まだ7ヶ月。
スプーンでなど、全く食べれません。
そのため、離乳食では毎回ぐちゃぐちゃになっていました。
夏だったので、毎食裸でエプロンを着用し、食べ終わるとビニールの椅子ごと朝はシャワーを浴びて、夜はお風呂に入れていました。

ヘルメット治療の効果はいかに!?
頭の形は、1ヶ月で見違えたと私の実家家族には言われていましたが、2か月半経った頃の見た目は、まだまだ真ん丸ではないように見えました。
旦那もまだ丸くないと言っていました。
ヘルメット治療の効果が無いのでは!? と皆不安になっていました。
そんな中の中間計測です。
なんと結果は、、、

4月に大学病院で計測してからの3ヶ月で、りっすんの頭囲は2.8センチ成長していました❗️
そしてなんと絶壁、斜頭は共に標準値になっていました❗
️(斜頭は左右差13ミリ→3.6ミリになっていました。)
ヘルメット治療おそるべし!
こんなにも早く効果が表れるとは思わなかったので、とても嬉しかったです^^
ヘルメット着用2ヶ月半で卒業を促がされる
もう2.8センチも頭が大きくなったんだ!
と、驚きと同時に安堵していると、、、
担当の方から、「もう絶壁、斜頭どちらも標準になっているので、卒業してはどでしょうか??」と提案されました。
え!?!?!??(´⊙ω⊙`)
まだ見た目はそこまで丸くなってないのに?!
まさかここで卒業を促されるとは思いもよりませんでした。
検査結果が良好だったという理由が大きいのでしょうが、りっすんのフォローアップ対応が毎回大変だからというのも理由の一つではないかと感じました。(毎回ギャン泣き抵抗したり、途中で授乳もするので、、)
担当の口癖は、「最近治療人数が増えて大変。」でした。
結果が出た赤ちゃんはさっさ卒業させる方針なのでしょうか。
しかし、私は、まだ丸くなっていないと感じていたため、「続けたいです」と答えました。
すると、「ご主人と相談してください」と言われました。
気まずい雰囲気のまま、フォローアップ施設を後にしたのでした。
帰りの電車でAHSjapanの他の赤ちゃんの体験談を読んでいると、月齢がはやいうちに頭の形が整うと、頭の形をキープするまで、夜の間だけ着用したという話があり、りっすんもそうなるのかな。。と考えていました。
ヘルメットの手入れができていないと怒られる
実は、中間計測の前、ヘルメットを取り外してもらっているときに、今までの患者の中で1番手入れができていない(ヘルメットの内側が汚い)、りっすんがかわいそうと怒られました。
私としては、朝のシャワー、夜のお風呂の時にしっかりとヘルメットを拭き、ドライヤーで乾かしていたので、そこまで酷いとは思っていませんでした。
確かに少し黄ばんでいて、においもきつくなっていましたが、慣れてきて、こういうものかと思っていました。
担当の方には言えませんでしたが、思い当たる原因はありました。
初回に説明されていたアルコール78%のタオルで拭いていなかったのです、、、
前回のフォローアップでアルコールタオルの購入を申し込んでいましたが、担当に特定の薬局で購入した方が安いと教えてもらい、購入しませんでした。
その後、私は車を運転ができないため、教えてもらった薬局に行けませんでした。(近くの薬局には売っていないのです)
アルコールタオルが切れて2週間後、ようやく旦那に薬局まで連れて行ってもらえましたが、教えてもらった薬局でも、うちの県のお店には売っていないようでした。
そのため、結局、1番高くつくネットで購入しました。
だから、3週間近く、最寄りの薬局で売っているウェットティッシュ(アルコール度数30%)で拭いていたのでした、、、、
この点は怒られて当然だと、猛省しました((+_+))
ヘルメット治療卒業を促された件についての旦那の反応
帰宅後、計測結果が良好だったこと、ヘルメット治療卒業を促されたこと、ヘルメットが汚いと怒られたことを旦那に伝えました。
旦那は、まだ見た目も良くないし、せっかく40万円もかけているんだから、できるだけ続けたいと言ってくれました。
ヘルメットが汚いと怒られた件については、確かに汚いなという反応で、旦那も反省していました。
これから8月、夏本番。
お互いもっとこまめにヘルメットのお手入れをしていこうという話になりました。
ヘルメット治療卒業のタイミングは慎重に(まとめ)
ヘルメット治療を始めてから約2ヵ月半。
あれだけ歪んでいた頭の形が早くも整っていて、ヘルメット治療の効果を実感しました。
ヘルメット治療の治療期間は、一般的に半年と言われていますが、赤ちゃんによって個人差があります。
ヘルメット治療を卒業するタイミングとしては、大きく以下の4つが考えられます。
- 頭の形が標準になった時
- ヘルメット内側のスポンジが削れなくなる位頭が成長した時
- 大泉門(頭の中央の前のほうにある骨のない柔らかい部分)が閉じた時
- 治療中に赤ちゃんに何らかの異常が発生した時
ヘルメット治療は赤ちゃんに負担がかかるため、早く卒業させてあげることは良いことなのですが、卒業が早すぎると、その後のリバウンドの可能性が高くなるため、この点は判断が難しいです。
りっすんは、検査結果は良好だったものの、見た目がまだ理想形ではなかったため、治療継続を希望しましたが、卒業後のリバウンドが怖かったからという理由もありました。
そんなことを言っていたらいつまで経っても卒業できないのですが、せっかく高いお金をかけているので、もう少しフォローアップをして欲しいという気持ちもありました。
当時のこの判断が正しかったのかはわかりませんが、ヘルメット治療を卒業した今となっては、この時に治療を続ける判断をして良かったと思っています。
そしてこれから、ヘルメット治療の天敵である「夏場」をむかえることとなります。。
覚悟はしていましたが、まさか夏場のヘルメット治療がこれほどにまで辛いとは。。
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