【完全版】赤ちゃんのヘルメット治療とは?(これさえ読めばまるわかり!)

2020-01-14

赤ちゃんのヘルメット治療とは、一般的にリモルディングヘルメット治療のことを指します。

日本ではまだあまりメジャーではないですが、欧米では一般的な治療法となっており、日本においても徐々にその認知度が高まってきています。

この記事では、そもそも「ヘルメット治療とは何か」、「いつから始めればいいのか」、「費用はいくらかからのか」、「効果はあるのか」等、ヘルメット治療を始めるにあたり気になることを思いつく限り全てまとめています。

ヘルメット治療を検討されている方は、この記事を一読すればおよその基礎知識がつくはずです(^^)/

少し長い記事になりますが、目次から気になるトピックを探して読んでいただければと思います(*´ω`*)

リモルディングヘルメット治療って何?

リモルディングヘルメット治療とは、乳幼児の頭蓋骨の歪みを矯正するために、 生後3か月~18か月頃までの期間に、一定期間(個人差がありますが、5か月程度間、専用のヘルメットを装着し、徐々に正常な頭の形へ整える治療です。

リモルディングヘルメット治療は、米国のClaren博士(Orthomerica社と共同でスターバンドを開発)が斜頭症であった自身の赤ちゃんに利用したことから始まり、その文献が発表された1979年以降から、米国を中心として多くの医療従事者の間でも行われるようになりました。

名前の由来はリモルディング( Remolding =再成形)からきており、リモルディングヘルメットと呼ばれる専用ヘルメットを用いて矯正を行います。

赤ちゃんの頭が先天的あるいは後天的要因で歪んでしまうことは珍しくなく、その変形程度と月齢によっては、家庭内での工夫だけで再形成させるのは困難です

リモルディングヘルメットは、そのような頭蓋変形に対し、有効的に再形成を促進します。

認知度の高い欧米では、親よりも先に小児科医が赤ちゃんの頭の変形に気付き、ヘルメット治療を促すことも珍しくないそうです。

スターバンドとは

ヘルメット治療で検索すると、まず最初に目にする「スターバンド」とは、リモルディングヘルメットの草分けでもあり、世界屈指のシェアを誇るブランドです。

リモルディングヘルメットと称される製品を扱う会社は数十社にも及び、その多くは米国にて展開しているそうです。

日本ではまだ馴染みのないリモルディングヘルメットですが、安全に・確実に治療を進められるスターバンドは、その品質の高さと信頼性から着実にご利用者数を増やし、向き癖矯正グッズやマッサージ療法、他のヘルメット治療では改善できなかった赤ちゃんがスターバンドで治療し直す例が多数あるそうです。

日本でスターバンドを用いた治療を行う会社として最も有名な株式会社AHS Japan CorporationのHPにその特徴が載っていますので、詳細はそちらをご覧いただければと思います^^

株式会社AHS Japan Corporation  HP
https://www.ahsjapan.com/about/

なぜヘルメット治療が普及しているの?

今も昔も、赤ちゃんの出生時に既に頭の形が歪んでいることは珍しくなく、日中は様々な体位をとり、就寝時はうつ伏せ寝をさせることにより、6~8週間ほどで変形は緩和されていくと言われてきました。

しかし、昨今のキャリアーやベビーカーの普及に加え、仰向け寝の推進運動により、赤ちゃんはいつも同じ体位で過ごす傾向となり、これが赤ちゃんの運動機能の発達を遅らせ、更に同じ姿勢を好むようになり、頭に変形を持つ赤ちゃんが増加するという結果となりました。

いわゆる向き癖ですね。

最近では向き癖対策として、ドーナツ枕など様々な向き癖対策グッズが売られています。

実際、私も色々なグッズに手を出しましたが、結局期待した効果は得られませんでした( ;∀;)

これまで試してきたグッズを体験談まとめとして紹介していますので、ご興味がある方はご覧ください^^

それにしても、昔はうつ伏せで寝かせることが一般的だったことには驚きました。

うつ伏せにして窒息の危険性が高まるより頭が歪む方がよほどましだと思うのは私だけでしょうか、、

欧米では、中世の時代より頭の形は重要視されており、日本のグローバル化が進むにつれて、歯並びに続き頭の形も気を留められるようになってきたそうです。



頭の形は自然と治る?

変形度合の軽い場合には、まだ頭の成長が活発なうちに体位変換やタミータイム(うつ伏せ遊び)の工夫で変形は緩和していく可能性はあります。

ただし、「ほっといても」ではなく、能動的な工夫が必要です。

頭の成長があとどれだけ残されていて、その成長を形成が不十分な場所(扁平部分)にいかに優位的に導けるかということが重要です。

変形が中等度にまで達してしまうと、そのような努力をしても、標準的な形状まで導いてあげることは難しいかもしれません。

重度に至っては更に困難で、突出部分を下にして寝るのは不安定で、それ以前に不可能な挑戦である場合もあります。

頭の歪みによる影響

頭の歪みが酷いと何が起こるのか調べたところ、個人差はありますが、代表事例としては以下ような影響が出る可能性があるそうです。

頭の歪みによる影響(例)

〇見た目が悪くなる
 (平たい顔になる、顔が左右非対称になる、目の大きさ・耳の高さが左右で異なる等)
〇受け口(しゃくれ)になる
〇顎関節症
〇歯列異常
〇斜頸
〇偏頭痛
〇斜視、乱視
〇耳鳴り
〇肩こり
〇発達遅滞(脳が歪み発達が遅れる)
〇運動能力の低下(自分の正中線がずれてしまい、バランス感覚が悪くなる)
〇日常生活などの不便 (ヘルメットや眼鏡等が合わない)

思ったよりも色々な所に影響があるようですね、、(*_*)

りっすんは既に受け口になっているので、将来しゃくれにならないか不安です。。

また、見た目だけでなく、脳や運動能力にまで悪影響があることを知り、途端に怖くなりました><

頭の歪みの種類

頭の歪みには、大きく分けて、二種類あります。

一つ目は、病気が原因で起こるものです。

病的なものの代表は、頭の中に溜まっている髄液の生産、循環、吸収の障害から頭が異常に大きくなってしまう「水頭症」や、本来は頭蓋の成長と共にゆっくり時間をかけて閉じていく縫合線が部分的または全体にわたり早期に癒合してしまうことで、頭蓋の成長が妨げられてしまう「頭蓋骨縫合早期癒合症」等が挙げられます。

二つ目は、出生前あるいは出生後(またはその両方)の頭の形成途中で頭蓋骨がまだ柔らかい時期に、偏った外力がその形成を妨げ続けた結果起こるもので、「位置的頭蓋変形症」と称されます。

では、病気ではない「 位置的頭蓋変形症」には、具体的にはどのような原因があるのでしょうか。

出生前から起こる先天性変形、出生後の環境で起こる後天性変形の例を挙げてみましょう。

位置的頭蓋変形症とは

<斜頭症>

変形性斜頭症

斜頭症(plagiocephaly)は、形状異常の中でも最も一般的なものです。この変形には、首を全方向に自在に動かせないなどの「首の虚弱や緊張」、「斜頚」など伴うことがあります。このような状態が長く続くと、首の姿勢がいつも同じになりがちとなり、扁平な部分が生じてきます。特に、

  • 後頭部の片側に扁平があり、反対側に突出がある。
  • 片方の耳が、後方の扁平と同じ側の前方に、目で見て分かる程ずれている。
  • 後頭部の扁平と同じ側の額が前方にずれている。
  • 後頭部の扁平と同じ側の目と頬が前方にずれ、顔を非対称にしている。

などの特徴が顕著な場合、治療が必要なこともあります。

<短頭症>

対称性短頭症

このタイプは通常、赤ちゃんが長時間にわたって仰向け寝の体位でいることが原因で起こり、自由に左右横方向に頭を傾けたり動かしたりできなくなります。特に、

  • 後頭部全体に扁平がある。
  • 頭頂が左右対称に突出しており、頭が異常に幅広い。
  • 横から見たときに、普通よりも頭頂が高く傾斜が急である。
  • 額が突出し、両側に向かって広がっている。

などの特徴が顕著な場合、治療が必要なこともあります。

<長頭症>

変形性長頭症

長頭症の赤ちゃんは、長く狭まった頭の形をしています。通常、横向きばかりの体位で寝かされ続けた赤ちゃんに現れやすい症状です。横向き寝は、新生児集中治療室(NICU)の低出生体重児の赤ちゃんにとっては一般的な体位であり、発症しやすい環境にあると言えます。特に、

  • 頭が異常に長く狭まっており、矢状縫合線に沿う畝(うね)がない。
  • 額あるいは後頭部に隆起や突出が見られる。

などの特徴が確認された場合は、治療が必要なこともあります。また、長頭症を持つ赤ちゃんの頭の形状は、矢状縫合癒合症の赤ちゃんの頭の形状と非常に似ており、医師による判断が特に必要になります。

頭の歪みの原因

赤ちゃんの頭が歪んでしまう理由としては、先天性のものと後天性のものに大別できます。

それぞれについて説明します。

○先天性のゆがみ

・先天性変形の原因としては、主に母親の子宮内での環境や分娩過程における処置が挙げられます。

上記のような原因により、多くの赤ちゃんが扁平あるいは形状異常を有して生まれてきます。

これは特に珍しいことではなく、その赤ちゃんの殆どは、出生後には抑圧などの物理的な力から解放され、様々な体位にさせておけば、自然と丸くて対称的な形の頭になる傾向にあります。

しかし、一旦変形してしまうと、扁平となった方を下にして寝る方が安定するため、更に同じ向き癖で寝続ける状況を生み出し、変形を助長させてしまう場合もあります。

24時間積極的な体位変換を行うことは不可能なので、結局向き癖が改善されず扁平部分がそのまま残ってしまう赤ちゃんも多いのです。

○後天性のゆがみ

赤ちゃんの筋肉は重力に抵抗できないほど弱いので、床との接地面で頭を支えることができず、どちらか一方に倒れやすくなります。

そしてどちらかに倒れた状態が続くと、頭が柔らかい時期なので、向き癖がつき、次第に歪みもうまれてきます。

古くから、米国では赤ちゃんをうつ伏せで寝かせることが常で、後頭部にかかる重力が軽減されていたため、今ほど「頭蓋変形症」は問題になっていませんでした。

しかし、乳幼児突然死症候群(SIDS)撲滅のため、1992年に乳幼児の仰向け寝が推進され始めてから、赤ちゃんが自力で体位変換できるようになるまで仰向け寝で寝かせられるようになりました。

結果として突然死は劇的に減少しましたが、仰向け寝が赤ちゃんの体位と運動を制限し、後頭部が扁平になる赤ちゃんが急増しました。

このような出来事からもわかるように、後天性変形は、長時間同じ体勢で寝かせることに主な原因があります。

先天的要因が出生後の過ごし方に影響

また、後天的要因とは別に、先天的な要因が出生後の環境に影響し変形が起きる場合もあります。

それは「早産の場合」です。

筋性斜頸は首の運動に制限があり、一方方向にしか向けず、更に変形を助長します。

早産の場合、頭蓋が著しく柔らかく、また発育能力と運動神経コントロールが未熟なため、頭蓋変形を引き起こしやすくなります。

新生児集中治療室(NICU)における長期入院過程で、チューブやリードの配置の都合により、赤ちゃん達は左右どちらかの一方向に向いた状態で寝かせられます。

極端に柔らかい早産の頭蓋は、異常な長頭(舟状)頭蓋形状へと急速に進んでいき、頭蓋は非常に長く狭まった形に変形されていきます。

そのような環境で体位変換もされずに過ごした赤ちゃんは、退院後も運動神経のコントロールを欠いている場合があります。

病気が原因で頭が歪むケース

小頭症

小頭症とは脳の発達が遅れている、もしくは止まることにより、頭が同年代の赤ちゃんと比較してとても小さくなる状態です。

大頭症ではその反対で急激に大きくなることであり、後述する水頭症であることがあります。

出生時に頭が小さいのはよく聞きますが、小頭症では、いつまでも年齢に合った大きさの頭に成長しません。そして、けいれん発作、運動・知的障害を併発する可能性もあります。

狭頭症

頭の骨同士のかみ合わせが一部欠けてしまう等が原因となり、頭蓋骨が脳の発達に見合った成長を遂げることができず、頭の形がいびつになってしまった状態です。

眼球突出、顔面変形を併発する可能性があります。

水頭症

脳脊髄液が頭の中に大量に溜まることで、脳室が膨脹し、頭蓋骨が押し広げられて頭が大きくなる状態です。

先天的な脳構造の異常を伴う事があり、シャント術が必要となることがあります。

頭蓋骨縫合早期癒合症

生後6か月までには開いているはずの大泉門が閉じてしまう病気です。

この病気では、脳の発達が停止する、脳の骨に問題が生じる等が起こる恐れがあるため、注意が必要です。

頭蓋骨縫合早期癒合症については別の記事でまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。

〇頭の歪みの原因が病気である可能性(頭蓋骨縫合早期癒合症とは?)

ヘルメット治療が必要かどうかの判断基準は?

どれほど頭が歪んでいるとヘルメット治療が必要なのか気になる方が多いと思います。

個人的な考えとしては、ヘルメット治療の必要性については、脳の成長に支障をきたす歪みでないのであれば、見た目をどれだけきれいにしてあげるかという点に尽きると思います。

ただし、一目でわかるくらいに頭が歪んでいると、上述のとおり、運動神経に支障が出たり、眼鏡が合わなかったり、受け口(しゃくれ)になったりする可能性があるので、単なる見た目だけではなく、今後の生活に支障が出ないようにきれいにしてあげるという意味合いもあります。

りっすんは、ぱっと見て頭の形が変だということが誰でもわかる程に歪んでいたので、将来が心配になり、治療を行うことにしました。


一般的な頭の形に比べ、どれほど歪んでいるかについては、まず最初に、専用の病院で調べてもらうことをおすすめします

初回の診断は1万円で受けることができ、ヘルメット治療を契約すれば、契約料金に充当されます。

病院によっては無料で診断を受けることもできるので、最寄の病院で是非一度受診されることをおすすめします。

診断では、赤ちゃんの頭の形をスキャナーにて3次元で捉え、その非対称さ、前後左右のバランス等を標準値と比較し、どの程度のゆがみであるかを正確な数値で提示し立体画像を見せてもらいながら説明を受けることができます。

りっすんの場合は、生まれた時から頭の形が気になっていて、私(りっすんママ)が頭の形にコンプレックスを持ちながら育ってきたので、この子にはそんな思いをさせたくないという一心でヘルメット治療に踏み切りました。

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治療はいつから始めればいいの?

ヘルメット治療の適応時期は、生後3か月から18か月までの期間と言われています。

FDA(米国の厚生労働省に相応する機関)では、この範囲に満たないあるいは超える月齢の位置的頭蓋変形の乳幼児にリモルディングヘルメットを適応することは禁忌となっています。

通常、頭蓋骨は生後7か月くらいまでに急成長し、その後も成長を続けますが、1歳を過ぎる頃には成長は緩慢になり、1歳半前後でその形状はほぼ定まります。

その頃になると、頭蓋骨を構成している各骨の縫合部分が固定化し始め、全体の硬度が更に増していくため、頭の形状をそのまま維持しながら極めて緩やかに成長は進んでいきます。

本治療は、赤ちゃんの成長を利用して理想の形状に導くというものですので、成長が著しい7か月くらいまでに進めるのが最も効果的です。

ただし、ヘルメットの重量(180g~300g)を支える首の力が必要となり、定頸(首が据わる)していることが条件となります。

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どれくらいの期間治療が必要?

平均治療期間は5か月前後ですが、基本的には月齢が小さい赤ちゃんほど治療期間は短くて済みます。

その他、変形レベルや装着状況、成長速度(個人差あり)によっても治療期間は異なります。

ただし、単一のヘルメットで6か月以上装着を継続することは推奨されていないようです。

通院頻度については、治療期開始直後は2週間おき、装着状況が安定すれば3~5週間おきにフォローアップが必要となります。

1日にどれくらいヘルメットを被るの?

1日の装着時間は、入浴時を除く23時間が理想です。

ただし、治療開始直後は短時間のみ装着し、肌状況を見ながら、徐々に延長していきます。

最終的に赤ちゃんが1日23時間程度スターバンドを被れるようになるまで1週間~10日の慣らし期間が必要になります。(個人差あり)

りっすんは、離乳食を食べるときにヘルメットを触るクセがあったので、入浴と食事の時間以外は基本的に被らせていました。

ただ、汗を多くかく夏については、外出時に蒸れてしまうので頻繁に取り外していたため、装着時間はもっと短かったです。

ヘルメット治療(スターバンド)の料金・費用は?

ヘルメット治療(スターバンド)の料金ですが、正直かなりお高いです((+_+))

スターバンドでは、お値段は一律360,000円(税抜)です。

税込みで約40万円ですね。。

そしてこの料金は、歯の矯正と同じく保険適用外です。

ですので、全額自己負担となります。

りっすんママ
りっすんママ

40まんえん、、た、高い、、高すぎる、、、( ;∀;)

さらに、クレジットカード払いができないので、銀行振り込みとなります><

治療期間中は、赤ちゃんの頭の成長に合わせてスターバンドの内側を削ってくれたり、定期的にスタースキャナー(東京・大阪のみ)で赤ちゃんの治療成果を測定してくれます。

これらにかかる技術料や機械使用料は上記の金額に含まれているので、基本的に追加請求はないです。
(双子等多胎児、複数利用の場合は別途設定価格がかかります)

ただし、 追加の費用として、通院のための交通費がかかります。

この交通費がばかにならなくて、提携している病院が全国で22ヵ所しかないため、近くに提携病院がなければ、通院だけでかなりの出費となります。

りっすんの場合、半年間で約7万円の出費となりました><

治療代と交通費を除くと、あとはヘルメット手入れ用のウェットティッシュの購入費(半年分 約5000円)くらいです。

りっすんママ
りっすんママ

人生で一番高い買い物でした。あぁ、、、家計に大ダメージ、、、

スターバンド以外のヘルメット治療はあるの?

ヘルメット治療といえば、世界のトップブランドである「スターバンド」が最も有名ですが、日本生まれのヘルメットがあることをご存じでしょうか?

その名も「アイメット」という日本生まれの頭蓋形状矯正ヘルメットです。

スターバンドがあまりにも有名なため、知らない方が多いかと思いますが、この記事ではそれぞれの特徴について比較していきます。

違いその① ヘルメットデザイン

まず大きな違いとして、ヘルメットのデザインが異なります。

下の写真をご覧ください。

見てわかるとおり、スターバンドはヘルメットデザインが豊富です。(約55種類あります)

比べてアイメットは、HPを見る限りデザインは写真の一種類しかないようです。

しかし、なんとアイメットは「2019年度 グッドデザイン賞」を受賞されています。

審査委員コメント

〇日本・アジアにおける乳幼児の頭蓋変形に対処すべく、「パーソナライズ・軽量化・通気性」という3つの機能を満たすべく丁寧にデザインされている点が高く評価された。本製品を通して、まだまだ認知が低いこの問題に対して、社会の注目があつまることが期待される。

初めての日本製ヘルメットとして、これからますます注目を浴びそうです。

違いその② ヘルメットの性能面

スターバンドしか使ったことがないため、ヘルメットの性能面については一概に比較できませんが、HP情報によると、以下の3点に違いがありそうです。

①重さ

まず重さについて差があります。

スターバンド:200グラム ※りっすんの場合(担当者から教えてもらった重さ)

アイメット:152グラム ※平均値(HP情報)

アイメットはデザインから見てとれるように通気口が多く、軽量化に力を入れています。

②通気性

続いて通気性ですが、この点もアイメットに分があるでしょう。

スターバンドも何ヵ所か穴が開いているのですが、通気性は決して良くありませんでした。

夏場は汗がはんぱなかったです。

アイメットは、高温多湿な日本の気候を考慮して設計されているようです。

③矯正力

頭の形の矯正力については、口コミによると、アイメットよりもスターバンドの方が強いと言われています。

アイメットのメーカーによると矯正力に差は無いとのことですが、この点は真偽がはっきりしないため、あくまで「噂によれば」という注釈をつけておきます。

違いその③ ヘルメット治療を始めるタイミング

スターバンドでは、ヘルメット治療は首が座る3ヵ月頃~1歳までの開始を推奨しています。

比べてアイメットは、首が座る前から治療ができるそうです。(推奨期間は2ヵ月~8ヵ月)

この点については、軽量化に成功したことによる首への負担軽減がその理由かと思われます。

ヘルメット治療は一般的に早くから始めた方が効果的と言われていますが、この差は大きいと思います。

違いその④ 費用面

スターバンドの費用については以下の記事で解説していますが、治療費単体では約40万円です。

アイメットの費用について調べてみたのですが、HPには金額は載っていませんでした。

アイメット治療体験者によると、約50万円したそうです。(Twitter情報)

スターバンドより少し高めですね。

なお、医療費控除はどちらもできるようです。

費用については提携医療機関によって異なる可能性がありますので、直接問い合わせることをお勧めします。

違いその⑤ 提携病院の数

提携病院の数については、現状ではスターバンドの方がかなり多いです。

アイメットは、東京と神奈川にそれぞれ1施設のみ提携しているようです。

【提携病院一覧】
〇株式会社AHSjapan HP
https://www.ahsjapan.com/partner/

〇アイメット HP
https://japanmedicalcompany.co.jp/aimet/

スターバンドとアイメットの比較

スターバンドとアイメットの特徴を比較すると以下の表のとおりです。

それぞれメリット・デメリットがあるので、住む地域や治療方針などを考えて決めると良いと思います^^

ヘルメット治療の効果は?

肝心のヘルメット治療の効果ですが、もちろん個人差はあるものの、効果はあります。

まず、AHS JapanのHPに掲載されている体験談では、写真付きで全て効果があったと書かれています。

それに加え、TwitterやInstagramでヘルメット治療経験者のログをみると、ほぼ全ての赤ちゃんに効果があることが見てとれました。

りっすんは、2019年5月~11月まで治療を行いましたが、治療開始前はモアイ像だった絶壁頭が、今では何ら違和感のないまんまる頭になっています。

2つの写真を比べてみると、見違えるように丸くなったことがおわかりいただけるかと思います^^

まるで別人のようですね。笑

そして、最終フォローアップでの検査結果がこちらです!

左が4月時点、右が11月時点の頭の形です!

短頭、斜頭度合いが、それぞれ正常値(レベル1)に直っていました(≧▽≦)!!

短頭:レベル3(中度)⇒レベル1
斜頭:レベル5(重度)⇒レベル1

前述のとおり、治療適齢期に治療を始められるかどうかが肝になりますが、高い治療費だけあってその効果はお墨付きです。

ヘルメット治療の副作用は?脳の発達に悪影響?

リモルディングヘルメット治療は、頭の突出部を押す(Push)のではなく、大きくなり過ぎたところを維持するために抑え(Keep/Hold)、扁平部分に理想の空間を作り(Space/Open)、その空間へと今後の成長を導くというシンプルな治療方法です。

外力や締め付けによる矯正ではなく、脳の成長自体を阻害することはありません。

変形が起きたメカニズムを逆方向にそのまま利用しているだけで、もしこれが弊害を来すとすれば、変形が起きている時点で既に問題があるということになります。

勿論、頭蓋が成長できる空間を確保し続けるには、定期的なヘルメットのメンテナンスが必要です。

リモルディングヘルメット治療で有名なスターバンドシリーズは、位置的頭蓋変形症及び頭蓋骨縫合早期癒合症における術後の再形成に対し、2000年からの18年間で30万人を超える世界中の赤ちゃん(日本では過去2007年からの11年間で5,000人を超える)に使われてきましたが、事故や成長阻害等の報告はかつて一度もないそうです。

ヘルメット治療の副作用としては、 肌荒れ、汗疹などの皮膚障害が報告されているようですが、りっすんの場合、むしろヘルメット着用箇所(おでこ)の保湿効果により肌荒れが改善したので、一概に副作用として言えないと思います。

それよりも気を付けるべきは、ヘルメット治療が失敗に終わることを避けることです。

以下の記事に、ヘルメット治療が失敗するパターンをまとめていますのでチェックしていただければと思います。

ヘルメット治療の全体の流れと手続き

ヘルメット治療をはじめるまでの準備として、全体の流れと手続きについて紹介します。

スターバンドの場合のヘルメット治療開始までの大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 「あたまのゆがみ度測定コース」へ参加
  2. 提携医療機関を受診
  3. ヘルメット治療本申し込み(ヘルメットを注文)

ヘルメットを注文したら、約2~3週間後にヘルメットが届きますので、それをフォローアップ施設で受け取ってから治療がスタートします。

ヘルメット治療のざっくりとした全体スケジュールは以下の図のとおりです。

それぞれの手続きについては、以下の記事で詳しくまとめていますので、そちらもご覧いただければと思います^^

まとめ

ヘルメット治療の基礎的な説明をしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

治療の効果や副作用について気になる方も多いかと思いますが、治療開始時期や赤ちゃんの状態によってそれらは千差万別なため、最初の検診の際に病院の先生に尋ねてみることをお勧めします。

ヘルメット治療はまだ経験者が少なく、ネット上にあまり情報が載っていないのが現状です。

約40万円という多額の治療費がかかるので、よく調べたうえでないと治療に踏み切るのは勇気がいると思います。

このブログでは、私がヘルメット治療を始めるまでに調べたことと、治療中に体験したことを中心に、できるだけ詳細に情報提供していくつもりです。

是非とも他の記事をご覧いただき、治療を検討される上での参考にしていただけると嬉しいです^^

〇本記事の内容の一部は株式会社AHS Japan Corporation HPから引用しています👇

https://www.ahsjapan.com/

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